Follow @STOP_NPP ( followers)

    カレンダー

    2024年5月
    « 7月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  

    カテゴリ

    転載情報:たんぽぽ舎です。【TMM:No1076】◆地震と原発事故情報その61◆

    たんぽぽ舎です。【TMM:No1076】
                           転送歓迎です

           ◆ 地震と原発事故情報 その61 ◆

            5つの情報をお知らせします(5月6日)

       1.『5月の反原発集会やデモの日程 柳田真』
       2.『はっきりさせよう 被曝線量 山崎久隆』
       3.『連合(労働組合の全国組織)が原子力政策を凍結(中止)』
       4.『サクラ調査の報告書が続々到着』
       5.『5月7日(土)渋谷の超巨大デモに参加しよう』

    ★1.たんぽぽ舎も賛同・参加する5月の行事・日程
       もう、原発やめよう 学ぶ・広げる・デモする

    ・5月8日(日)「東電前ライブ!この日は音楽でヤルの!」
     日 時:5/8(日)15:00~18:00 ※雨天中止です。
     場 所:新橋・東京電力本社前(山手線新橋駅日比谷口から徒歩3分)
     出演者:Voice Of Militarize(バンド)ほか
    ~発起人さっちゃんからの言葉、詳細は
    http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/05/blog-post_01.html

    ・5月14日(土)13:00~16:30
    「事故の原因・東京電力本社へ抗議と申し入れ
      終わらせよう原発」
       13:30 JR新橋駅SL広場集合-東京電力-中部電力
    主催 東電前アクション http://toudenmaeaction.blogspot.com/

    ・5月15日(日)開場13:00~16:30
    「福島第一原発事故で起きたこと・わかったこと、これからのこと」
      会場:明大リバティ-タワ-地下1階 1001室 資料代500円
    共催:たんぽぽ舎・大竹財団、市民エネルギ-研究所、現代史研究会

    ・5月22日(日)13:00~17:00
    「反原発・自治体議員・市民連盟」結成大会
      講演、発言:全国の自治体議員、市民の発言
     会場:全水道会館(JR水道橋東口2分) 資料代1000円(予定)

    ・5月27日(金)17:30開場 18:00開会 19:00デモ出発
    「くり返すな 原発震災  つくろう 原発のない社会を」
     会場:日比谷野外音楽堂
     共催:再処理とめよう 首都圏市民のつどい
        原発とめよう東京ネット
        (両団体とも、たんぽぽ舎も構成団体です)

    ・5月の3回連続学習会
       11(水)・19(木)・26(木)いずれも18:45~21:00
    「小林公吉さん やさしい学習会 原子力を考える」
      『原子力と人間』の著者小林公吉さんを講師に3回講座
     主 催:たんぽぽ舎・いろりばた会議 
     会 場:たんぽぽ舎(JR水道橋駅西口5分)
     参加費:3回3000円(書籍含む)
     *人数把握のため予約制です、FAX・メールでお申込みください。
     *「原子力と人間」をテキストとしていただければ、
      1回参加も歓迎です。

    ・6月1日(水)オープン(予定)
     「予告 60畳の常設教室 たんぽぽ 開設」
     今のたんぽぽ舎(5F)のすぐ下の4F(60畳の部屋)を借り切り、
     原発講座を開催します。


    ★2.はっきりさせよう(被曝線量)第一弾。 山崎久隆

    ・週刊新潮のデタラメ記事
    週刊新潮4月14日号に「あなたが子供だったとき東京の放射能は一万倍」と
    いう記事が載った。大量被曝時代は今に始まったことではなく、大気圏核実験
    をさかんに行っていた1950年代から1970年代のほうがひどかったと言いたいらし
    い。
    国連科学委員会の「放射線の線源と影響」によれば、世界の核実験による世界
    被曝線量は累積で2230万人シーベルトであるとされている。
    1万人シーベルトあたり4000人のガン死(年齢30歳におけるジョン・ゴフマン
    の評価)とした場合、約900万人が死亡すると考えられる。一方、低線量被曝の評
    価については研究者により大きな差があるため、最も楽観的である国際放射線防
    護委員会ICRPの評価ではこの約10分の1になる。それでも約90万人がガンで
    死亡する。
     低レベル放射線被爆問題の第一人者、アーネスト・スターングラス博士は、
    ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授だ。彼によれば、1958年
    から1999年にかけて全米で核実験及び原発の影響で100万人の乳児が死んだとい
    う。日本でも大気圏核実験が盛んに行われるようになった時期以降、がんによる
    死者が急激に増え、現在は死亡原因のトップ、死亡原因の30%はガンである。
     現在の年齢60~40歳はまさに大気圏核実験が行われていた時期に生まれた年代
    にあたり、ガンによる死亡が多い年代でもある。
     チェルノブイリ原発事故の場合は、国連科学委員会の同じ資料によると60万
    人シーベルトの長期集団線量になるのでゴフマンの評価を当てはめれば24万人
    のガン死に相当する。
     いずれも全世界での確率だ。
     核実験により全世界は被曝し、その影響で膨大な犠牲が出たが、個々の犠牲
    者と核実験の関係が証明できないため、「今から30年前は今日の福島第一原発
    の放射能どころではないほど放射能に満ちていたのにたいしたことなかった」
    などとデタラメが言える。当時ではなく、今が問題なのに。

    ・被曝線量は実行可能な限り低く、低く…
     さて、福島の集団線量のリスク評価としては少なくても次のように言える。
    「100mSvの被ばく量の蓄積で、最大0.5%程度の「発がん」のリスクが上昇し
    ます。100mSv未満の蓄積による「発がん」のリスクについて、科学者の間で
    も、一致した見解が得られていません。」(東大医学部グループteam
    nakagawa Tnakagawa.exblog.jpより)というのが最も楽観的な評価と言うこ
    とになる。
     しかしそれでも「ICRPでは、参考レベルを1mSv-20mSvの低い部分から
    (可能ならできるだけ低く)設定されるべきであり、設定にあたっては、「外部
    被ばく」「内部被ばく」双方による推定値がそれを下回るようにすべきです。長
    期には1mSv/年が参考レベルとなります。(現在の法的な“公衆の被ばく限度”
    が1mSv/年です)また、参考レベル以下であっても、さらに放射線量を低減でき
    る余地があれば防護措置を講じるべきだとしています。」とブログに記載してい
    る。
     ここで「可能ならできるだけ低く」という言葉が重要だ。「実行可能な限り
    低く」と訳される「ALARP領域:as low as reasonably practicable」の定義を
    述べているところだ。

    ・ICRPは原子力産業擁護の団体で甘い基準。ECRRがよりまし
     これが「一般人は年間1ミリシーベルト以下」という現行基準の原理だ。
    ICRPの基準自体が、実際には原子力産業が継続できるように「手心を加え
    た」基準であるとの批判が強く、この基準を批判しているのが、ECRR(欧
    州放射線リスク委員会)だ。
     少なくても現行法基準は「最悪でもこのレベルは維持すべき」防護水準であ
    ることを再度強調しておく。
     先のゴフマンによる1万人シーベルト/年あたり4000人/年を当てはめれば、
    20ミリシーベルトの環境に5万人いたら、1000人シーベルト/年となり、400人
    が毎年ガンになって死亡する水準だ。
     東大医学部グループもまた、20ミリシーベルトを許容したら、0.1%のリスク
    上昇は避けられないとしている。それを受容しろと強要されるいわれはない。
    0.1%とは、1000人に一人という水準であり、決して低くない。

    ★3.「連合(労働組合の全国組織)が原子力政策を凍結
        福島原発事故をうけ原発推進を中止」

     連合は4月30日までに、東日本大震災の復興にむけた政策を取りまとめた。従
    来の原子力政策を当面凍結することを盛り込んだ。復興財源確保では、まず政策
    の優先順位や不要不急な事業の見直しを行うよう政府に要望。
     税制では、どの税にどの程度の期間上乗せするかなどは今後の検討課題とした。
    消費税については「社会保障の財源」(幹部)として復興財源のための税率引き上
    げには慎重姿勢で、今回の取りまとめでは明示しなかった。
     連合はこれまで、エネルギー政策の中で「原子力発電所の高経年化(老朽化)
    対策と設備利用率向上、一定の新設増設」をうたってきたが、福島第一原発事故
    を受け、地域住民の理解や合意を確保しにくいとして、事態が収拾するまで凍結。
    見直しを行うとしている。(5/1茨城新聞の要約)

    ★4.「サクラ調査の報告書が続々到着」
       宮崎、愛媛、名古屋、富山、岐阜、長野、横浜、埼玉、東京各地

     サクラの花びらを調べて、環境汚染―放射能汚染-を調べる市民調査が8年目
    をむかえ、各地で取り組まれました。東北・北海道の報告書は遅いようです。
     6月に第8回報告書を発行する予定です。サクラ調査ネットワークより

    ★5.5月7日(土)原発ヤメロデモ再び!渋谷区役所前交差点14時集合。
       前代未聞の超巨大デモ(雨天決行)

      若者だけでなく、年配者もたくさん参加します。
      4月10日の高円寺デモ-素人の乱!-の第2弾(会場が高円寺から渋谷に
     変わりました)デモ出発は15:00~
      詳細はHPを参照 http://57nonukes.tumblr.com/

    ───────────────────────────────
    ☆電子メール(Eメール)送ります
     たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
    ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに
    送ってください。登録できしだい発信致します(無料)。
    たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
    ●携帯のアドレスへは、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
    ───────────────────────────────
      たんぽぽ舎      たんぽぽ舎は、月曜~土曜-
                 13:00~20:00のオープンです。
                 日曜・休日は、お休みです。
       〒101-0061
       東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
       HP http://www.tanpoposya.net/

    Leave a Reply

    You can use these HTML tags

    <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

      

      

      

    This blog is kept spam free by WP-SpamFree.