「2011・07・12・12:00~15:00 愛媛県議会議事堂前の小さな座り込み」よりお知らせ
12日14時から愛媛県議会の「エネルギー防災対策特別委員会」で原発問題の議論が行われます。我らが阿部悦子議員はこの委員会からしめ出されています。そう、強力な反対者を排除して重要問題である伊方原発再稼働の可否を議論するというのです。同時間にせめて委員会の外で私たちのアピールを聞いて下さい。
7月9日朝の読売オンラインニュースは、
「玄海など、既に安全性が確認された原発ではストレス テストは行わず、簡易的なテストを実施し、内閣府原子力安全委員会が安全性の判断に加わる。」で合意(枝野官房長官・海江田経産相・細野原発相)、と報道しています。
○皆さん、この 既に安全性が確認された原発 に伊方原発も入るのでしょうか? そうなら伊方原発のストレステストは行われないことになります。
伊方原発は今でも建設当時のままの建造物・機械群です。地下を掘り起こして土台を強化したとか、原子炉建屋を分厚い特殊金属で強化したなど、だれの目にも納得できる耐震強化はされていません。
○M9前後の地震が起こった時のために電源車を配置する、必要な装置をほどこす、津波対策のマニュアルを書き換える、住民に避難対策を徹底するなどで安全性が確認されたとするのでしょうか。それは安全でなくて「安心感」・・・「きもち」だけのことです。
政府は住民の「安心感」という語をよく使います。
私たちは「安心感」を求めているのではありません。
「安全」を求めているのです。
○大地震が伊方原発をどのような形で襲うのか、見当もつきません。原発が事故を起こすときはいつも福島原発が受けたのと同じことが起こるということは現実としてあり得ないことです。
○核物質の使用に絶対的な安全はありません。核物質を利用した発電は止めるべきです。
MOX反対伊方の会
阿部純子 他賛同者
MOX反対伊方の会
阿部純子 他賛同者
枝野官房長官と海江田経済産業相、細野原発相は8日、全国の原子力発電所を対象に実施するストレステスト(耐性検査)など安全性の新基準に関する統一見解について協議した。
その結果、〈1〉九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)などについては簡易的なテストを実施し、内閣府原子力安全委員会が安全性の判断に加わる〈2〉全原発に適用する本格的なテストは別途策定する――ことで大筋一致した。菅首相と最終調整した上で、週明けに発表する考えだ。
3閣僚は8日、首相官邸で2度にわたって統一見解について協議した。安全性の新基準をめぐっては、ストレステストを原発再稼働の前提と位置づける首相と、玄海原発などすでに安全性が確認された原発についてはテストを経ずに再稼働させるとする海江田氏との間で対立があった。
最終更新:7月9日(土)3時5分
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