みなさま、県議の阿部悦子さんからです。
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今、伊方原発をどのように止めていくのか、私たちの共通の課題です。
今後、3号炉の再稼働問題が出てきたときには、もちろん、知事が最終の
決断を下すことになりますが、その前に、知事は「県議会の賛同を得て」
という、手順を踏むことになります。
その県議会ですが、「フクシマ事故」を受けて、6月議会で、原発問題を
議論するという名目で、急きょ特別委員会を設置しました。その、3回目の
委員会が、11月2日に開かれます。(私は、この委員会の委員になることを
希望しましたが、排除されました)
その特別委員会の日程と議題が、議員に配布されましたが、何と議題は
「総合的な土砂災害対策の取り組みについて」となっています。伊方問題を
避けているのです。これは、知事が「現在は白紙」という発言を受けて、議員が
先走った議論をしないように、または、「今公開の場で、伊方問題を、話し合う
のは、時期が悪い」という判断が働いたのか、どちらか、または両方かも
しれません。
しかし、これほどまでに県民が大きな関心を寄せている、原発の再稼働問題
を議論さえしない議会とは一体何なのでしょうか?みなさんが選んだ県議会議員
は、このことにどう向き合うのか、これをこそ監視しなければならないと思う次第です。
11月5日に、「県議会改革を進める会」が主催して、三重県の前議長の三谷哲央さんが、
三重県の議会改革についてお話をされます。三重県はご存じのように2000年に
計画から34年ぶりに、芦浜原発計画を白紙撤回しました。このとき、知事や
議員は、議会はどのような役割を果たしたのかもお話しいただけるようです。
わが国で一番議会改革が進んでいる、県民に開かれた議会だと評価の高い
三重県の議会改革を御一緒に学びませんか?トークセッションとして、私が
愛媛県議会の実情から三谷さんにお話を聞く時間も取ってくれました。
議会を改革することが、取りも直さず、「原発のない社会」をつくることだと思い
ます。
11月5日、14時から、松山市の林業会館であります。会の代表は西原一宇さん
です。託児もあります。(西原さんの連絡先は、089-992-5986です)
どうか、多くのみなさんがお出でくださいますようにお誘いいたします。議会の
改革をしていきましょう!
阿部悦子
連絡先は、会の副代表の松尾京子さんも。(電話089-913-2970)
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